タイムシェアとは
コンドミニアムタイプの一室を52週に分け、その1週間分の所有権を購入するものです。
永代所有できる不動産であり、通常の不動産と同様、州政府に登記されますし、売買や相続も可能です。(物件によっては、定期借地権の場合もあります:ディズニー・アウラニ)
また「タイムシェア」の特徴として「ポイント制」というものがあります。(リゾート会社によって、その設定は異なりますが)所有する物件ごとに割り当てられるポイント数があり、そのポイントを利用して、自分が所有する権利(シーズン・部屋タイプ)とは違った部屋に滞在することも可能となっています。
- ヒルトン(オアフ島・ハワイ島)
- マリオット(オアフ島)
- ウィンダム(オアフ島・ハワイ島・カウアイ島)
- ディズニー(オアフ島)
- ウエスティン(マウイ島)
といったリゾート会社が、ハワイでタイムシェアを運営しています。
ホテルとの違い
部屋の造り
物件タイプによりますが、基本的にお部屋に「キッチン」「リビング・ダイニング」があり、食器や調理器具も揃っているため、現地のスーパーやファーマーズマーケットで仕入れた食材を使って料理をし、家族みんなでお部屋内で食事することができます。ハワイのタイムシェアでは炊飯器がついているところも多いので、炊きたてのごはんと一緒にハワイ料理を楽しむこともできます。
また2世帯、3世帯で旅行する場合、ホテルだとそれぞれ部屋を借りる必要がありますが、タイムシェアだと2ベッドルームや3ベッドルームの部屋に一緒に滞在することが可能なので、リビングでその日1日の出来事について話したり…なんていう過ごし方もできますね。
また、お部屋が定期的に改装され(ヒルトンの場合、5年に一度は改装され、家電等も新しいものに入れ替わります)常に清潔感のあるキレイな部屋に滞在することができます。
観光型から滞在型へ
ホテルだと、部屋でゆったりくつろぐことができないため、必然的に外出することが増えるのですが、タイムシェアを利用するようになって、あえて“どこにもいかないで部屋でくつろぐ”といった楽しみ方ができるようになったとおっしゃるオーナー様も多いです。
ファーマーズマーケットで買うものも変り、日本に持って帰るお土産だけでなく、滞在中に食すように野菜やフルーツを買うようになり…。
購入した野菜や調味料を使って料理をし、ラナイで食べたり、窓際のカウチに座って読書をしたり、海を眺めながらビールを飲んだり、アイスクリームを食べたり…。
なんでもないことが、ハワイの景色や風が加わることで、なんとも言えない幸せな時間に生まれ変わります。