1970年代に作られたというエレベーターに乗って、
王様やお妃様の寝室など、プライベートな空間が広がる2階へやってきました。
当時は、宮殿から1ブロック先に海があり、
ハワイにやってくる船をこの窓から確認することもできたそうです。
今は海なんてだいぶ先にあって、全然見えませんもんね。
ここから見える景色ってどんなだったんだろう〜
そして、2階にあがって最初に案内されたのが、王様の寝室
まだ復興の途中らしいですが、カーテンや椅子の張地がターコイズブルーでなんとも美しい
当時の写真も飾られていました。
カーテンの色もこの白黒の写真をもとに復元したそうです。
続いて、王様の執務室
仕事部屋ということもあって、他の華やかな感じのお部屋とは違って重厚な雰囲気。
テーブルの上には、外国からのお手紙などが置かれていました。
壁には、カラカウア王が日本に外交に行ったときの写真も飾られていました。
水洗トイレやお湯の出るシャワーもあったということだから
すごいですよね〜
そしてお隣りのゴールドルーム(音楽室)へ
ここで、リリウオカラニ女王が「アロハ・オエ」を
カラカウア王が「ハワイポノイの歌詞」を作ったそうです。
ちなみに、リリウオカラニの肖像画の下にある衝立、なんか日本っぽいなぁと思ったら
やはり日本からの贈り物らしいです。
そして次に案内されたのは、リリウオカラニ女王が8ヶ月間幽閉されていたお部屋。
これまでのきらびやかな感じとは打って変わって、随分質素なお部屋でした。
お部屋の真ん中には、女王がご自身のドレスなどを利用して作った「クレイジーキルト」が
飾られていました。
このキルトを見ていると、このイオラニ宮殿には、栄華を極めた華々しい時代と悲しい時代
その両方のハワイの記憶が残っているんだなぁとしみじみした気持ちに…。
このあとゲストルームとカピオラニ王妃の寝室を案内していただいたのですが、
ちょっと割愛して…
最後に1階に戻って、王座の間へ
ここで舞踏会などが開かれたこともあったそうです。
妄想ふくらむうっとりとした空間でした〜
このあと地階も少しだけ案内していただいたのですが
それは次回の更新で